きおくにないうみ ver.3

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しんの ことわり

Author:しんの ことわり
長らく放置していたサイトの一部をブログに移行しました。
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(2011年10月18日)停止します。再稼働は未定。

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〈BadEnd編〉ローシュフォールを始末する

7. 監視者ローシュフォールから分岐するエンディング。





→ ローシュフォールを始末する



 怒りで理性を失ったAramisが、隠し持っていた凶器を抜いた瞬間。

「……ッ!!」

 物陰から短剣が飛んで来て、Aramisの利き腕をえぐった。
 振り向くと、そこに潜んでいたのは監視者のジュサックだった。

「俺はキレイなお嬢さんを殺すのは本当は嫌なんだけどね。
Aramis、アンタって意外とバカだな」

「ジュサック、今はまだいい。リシュリュー様に報告するのが先だ」

 ローシュフォールは、にやにやと余裕の笑みを浮かべながら距離を詰めていく。

「Aramis、楽しい余興だったよ。ありがとう。
だが、本当のお楽しみはこれからだ……」

 近づいてくる足音。
 不気味なほど優しい声色は、嗜虐的な狂気を孕んでいた。
  :
  :
  :



 3日後、シテ島の東で男の水死体が上がった。
 男は多量の酒を飲んでおり、泥酔して転落した挙げ句、溺死したものと見られる。

 さらに10日後、南方のベテューヌにある修道院に滞在していた女が死体で発見された。
 女は生前から負傷していたらしく、誰かから逃れるように1人で無謀な旅を続け、ついに力尽きたと思われた。

 2人がダルタニャンとコンスタンスであったかどうか、そのことを確認した者はいない。



 FIN


〈BadEnd編〉ダルタニャンを始末する

前半の「小説家ダルタニャン編」で、くだらない小説に愛想を尽かして「始末する」を選ぶと分岐するバッドエンドver。

1. 赤い花の香り
3. ベル・イルの洞窟
4. アミアンの聖堂
5. 魔獣の守り人
6. うりぼうとポルトス
8. バッキンガム一代記
9. 仮面の男
10. 片腕の詩人

……上記のエピソードから続いています。





→ ダルタニャンを始末する



「……コンスタンス? 一体何を……ッ!?
 あっ! うぐっ!! …………」
  :
  :
  :



「よくあの大きな荷物をこんな所まで運べたものだな。
フランソワと同じ海に眠らせてやりたいとでも思ったのか?」

「くだらない冗談はやめて、ローシュフォール。
アトスは友人のあとを追って勝手に死んだ。それだけのことよ」

 この海はフランソワが死んだ地だ。
 Aramisは自らの手で、かつての恋人に引導を渡した。
 そして今また──

「そんなことより、私への特別警戒は解いてもらえるんでしょうね」

 潮騒がさざめく。

「気付いていたか…… 報告しておこう。
それにしても見事な手口だな。
あの三銃士の1人を相手にどうやって殺ったんだ?」

「みくびられたものね。口の軽い仲間はみんな死んでいったわ」

 Aramisは潮風に煽られた髪をかき上げた。
 甘いはちみつ色の髪の合間から、涼やかな目元が現れる。
 その青い瞳からは何の感傷も汲み取れない。

「フッ…… いいだろう、次の仕事までフリーだ。
一ヵ月以内にどこの支部でもいいから顔を出せ。
次の指令が待っているはずだ。アビヤント、Aramis」



 FIN


あとがき2

 さて、あとがき後編、各話ごとの解説です。
 完結したからこそ明かせるフラグや伏線のネタバレのほか、どうでも良さそうな下らない蛇足も盛りだくさん(?)

***

 はじめに、タイトル「青い瞳の妖婦と作家」について。
 本作の土台になっている元ゲームのミニゲーム(ややこしい)が「ウイユヴェール」というタイトルで「緑の瞳」という意味です。
 主人公の容姿の特徴で、コードネームでもあります。

 アラミスなら青い瞳だけど……でもそのままフランス語にしてもあまりしっくり来ないなーと、一度はお蔵入り。
 「妖婦」は、おなじみ三銃士の「妖婦ミレディー」から取りました。
 日本語のまま合体させたら、昔の古い翻訳小説や戯曲みたいなタイトルになったので、採・用☆



1. 赤い花の香り

この話だけ読むとダルコンっぽいですが、その後はご存知の通り。
ダルコンを期待した方には申し訳ない……

実は、この最初の小説はルネに関する記憶の断片です。
「赤い花」=フランソワ殺害時の血しぶき・血痕。
「赤い花の香り」=血の匂いのイメージ。

冒頭で名前だけ出てきたミレディーは、ダルタニャン=アトスの監視をしています。
別ルートだと、もう少し出番があったかも。



2. 監視者ジュサック

ジュサックうざいの一言に尽きます。でも憎めない。
いいキャラだけど、正規ルートだともう登場しないんですよね〜。もったいない。



3. ベル・イルの洞窟

アラミスの「週に4日は飲んでるだけ」は、ダル=アトスということを示唆しています。
勘のいい人だと、ここで「ん?」と思うかも。

冒頭の小説で戦っている「狡猾のバティスト」と「不屈のニコラ」は、コルベールとフーケ様がモデルです。
名前を拝借しただけで、原作や史実は関係ないですよー



4. アミアンの聖堂

聖堂に立てこもっている野人は、アミアンの宿屋(酒蔵)で篭城する原作アトスのエピソードを元にしています。
つまり、自分で自分のことを「野人かっこいいだろ」と言っていると。自画自賛です。



5. 魔獣の守り人

この話を書いていた時、ちょうどモンハン4(だっけ?)が流行っていたので、
ルイ13世は狩猟好き → 一狩り行こうぜ!
…となりました。
この話に限らず、序盤の出だしに入る小説の構想は、三銃士パロっぽい感じのお遊びです。



6. うりぼうとポルトス

前回「魔獣の守り人」とは狩り繋がり…という訳じゃないけど、続いてる話でもおかしくなさそう。
アニ三でポルトスがイノシシと戦っていた記憶があるのですが、本当にそんな話があったかどうか私の記憶は曖昧です。
イノシシ倒せるポルトスなら、うりぼうなんて楽勝でしょう。でもモンハンは下手そう。

アトス以外の「三銃士」は明らかにされてませんが、ポルトスの記憶があるということは、どこかに居るんでしょうねきっと。



7. 管理者ローシュフォール

ローシュフォールが「黒犬じゃなくてうわばみ」と評してる辺り、ここでもダル=アトスということを示唆しています。
選択肢によって、アラミスがローシュフォールに歯向かうという展開もあります。



8. バッキンガム一代記

これも記憶の断片……?
それとも、アトスの潜在意識におけるバッキンガム評みたいなもの???
なんていうか、一番おバカな話だと思います。



9. 仮面の男

終盤で判明しますが、この鉄仮面の話は失われた記憶の断片です。
8話以前と同じパターン=他愛ない小説構想を繰り返しているように見えますが、9話以降は核心に迫ってきます。



10. 片腕の詩人

この話も、失われた記憶の1つ。
フランソワ関連の話が出てきたので、アラミスの食いつきがいいです。



11. PUB de Elephant

「象の酒場」というネーミングは、アニ三から着想を得ています。酒豪が集まってそう。

小説の妄想なのか、失われた記憶なのか……ダル=アトスが混乱し始めます。
フランソワとアトスの会話を思い出しているけど、自分はダルタニャンだと思い込んでいるので、友人は2人いる?と思ってます。



12. 公文書館

あやふやな記憶が正しいのか確認するため公文書館へ。
フランソワが実在すると判明し、証拠を突きつけられたアラミスも認めます。

「自分の記録が1枚も見つからない」と言っているのは、ダルタニャンで検索しているからです。
本作の世界では、ダルは存在していないので、記録が残ってる訳がありません。
「アトス」なら銃士隊の名簿に載ってます。



13. 海に沈んだ男

私情を押し殺してきたアラミスですが、フランソワ最期の地で堪えきれずに涙が……非情に徹しきれなくなってきました。
2話のジュサックの忠告が現実味を帯びてきました。

話の最後、ダル=アトスは記憶の大部分を思い出します。



14. 運命を開くカギ

13話ラストで思い出した記憶を、アラミスに確認して答え合わせ。
アラミスは全てを明かした上で、ダル=アトスを始末するつもりで、過去の記憶に絶望したアトスも殺されても良いと思っています。
しかし、フランソワの遺志を知った2人は……ここがターニングポイントですね。

主人公をミレディーにしようと考えたこともありました。
でも、重要アイテムがペンダントなので、やはりアラミスの方が合うなと。
余談ですが、本作のアラミスは、コンスの服(カチューシャなし)+例のペンダントを身につけているつもりです。あまり似合わないw



15. 血の平和

鉄仮面がいい人…!
ミレディーやマンソンと出会わなかった鉄仮面はフリーの必殺仕事人として活躍中なのです。



16. 時が来たら

更新する直前に書き足したエピソードです。
死に急ぎ野郎なアラミスに希望を示したくて。
この後、アラミスとアトスが共闘して、ローシュフォール+ジュサックと対決しますが、結末はご想像にお任せします。

サブタイトルはアニ三の例のあのセリフより。
この話だけ元ネタゲームと関係ないので、違和感あるかも。



17. 終わらない混沌

暗殺される人選は、だいぶ悩みました。
あの人やこの人の名前を書いては消すの繰り返し…
最終的に、フランスに混乱をもたらしている元凶たちを、独断で選んでみました。
1人だと何も出来なさそうなマンソンが暗殺リストに入っているのは、フランソワの私怨です。

フランソワの「アトスくん」という呼び方が、なんか好きです。
あと、プチあとがきでBLが〜とか書いてますが、冗談ですからね?
BLを書いているつもりは全くないです。飽くまでも信頼と友情なのです!

とはいえ、アトスの熱意(裏切りを知ってなおフランソワへの信頼が揺るがない)に、アラミスが嫉妬してもおかしくないかも〜

つまり、事件の真相はフランソワを巡る痴情のもつれ?!だったと言う見方も……(そんなオチで締めですかw)



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あとがき1

 あとがきが思いのほか長文になったので分割します。
 今回は、本作のコンセプトについて。

***

 ノワジー時代、フィリップ邸が襲撃された時にフランソワは殺されず、その後フランソワとルネが陰謀に巻き込まれている…と仮定しています。

 フィリップを言いなりにする為にフランソワが、フランソワを言いなりにする為にルネが利用されている、という状況です。人質トライアングル。

 とはいえ、マンソン如きでは盗賊団をまとめることは出来ても、国王すり替えや国家転覆まで画策するのは無理でしょうし、せいぜいリシュリューの配下に下るのが関の山。

 手みやげ代わりに、フィリップの一件を情報提供して、秘密を知るフランソワとルネもあげます、スパイでも何でも手駒としてこき使ってくだされ〜という訳で、フラルネはリシュリュー勢力に組み込まれます。

 もし、アニ三のリシュリューがフィリップの存在を事前に知っていたら、自分に有利なカードとして利用したんじゃないかなーと思うのですが……設定に無理ありすぎ?

 フランソワは諦観から陰謀に加担してますが、ルネは若かったため都合良く洗脳されているフシがあります。

「リシュリュー様がマンソン一味から私たちを救い出してくれたんですね。ご恩に報いなければ! 枢機卿派のために頑張ります!」とか思ってそう。
 本作ルネの原型でもあるアラミス@アニ三は、思い込みが激しそうですし、独断で暴走するような所がありますし。

 そんなルネをフランソワは複雑な気持ちで見ていて(本来、王家とは無関係だったルネを巻き込んだという自責の念も)時にはたしなめたりしますが、2人の心は徐々に離れ始めて……悲劇が訪れます。

 本作のルネ=Aramisは、ミレディーやシュブルーズ夫人の人格も混ざってそうです。
 タイトルも「妖婦」ですし。
 ちなみに、国語辞典だと「男性を惑わす、なまめかしく美しい女性」と書いてあります。うーむ。

***

 それから、ダルタニャン=アトスについて。
 コンス(アラミス)からダルタニャンと呼ばれてますが、最初からアトスのつもりで書いてます。
 一人称が「俺」だったり、ところどころ酒飲み描写があったり、公文書館で銃士ダルタニャンの資料がなかったり……。
 読みながら「ダルタニャンっぽくない」と違和感を感じていたなら、その感覚は正しいです(笑)

 そうは言っても、前半の「ジュテ~~~~~~~~~~~~~~~ム!!!」な振る舞いは、いくら記憶喪失でもあり得ないでしょ?!と思いますが、声繋がりでシティーなハンターを想像してみてください。
 傍らで100tハンマーを構えているアラミスが見えてくるはずです。

***

 キーパーソンでもあるフランソワについて。
 フランソワの存在は、枢機卿派にとっても王妃派にとっても利用価値のある手駒でした。
 でも、フランソワは人格者だったので、枢機卿派のスパイでありながら、両陣営に隠れファン支持者がいたのでしょうね。中でも熱烈なファンがアトス氏
 フランソワの出方次第で、人心も状況もどのように動くか分からない…とてもやっかいな存在になってしまった。フランソワの本心はどこに……?

 本心は、枢機卿も王妃も関係なくて、ルネを救いたい一心だったんですけどね。

 誰にもフランソワの狙いが読めないという逼迫した状況で、鉄仮面と接触を図ったために、余計な憶測を呼び、両陣営を敵に回し、フランソワは皮肉にもアラミスの手で消されてしまいました。

 目撃者のアトスは記憶を失いますが、フランソワの友人だった彼は何か知ってるかもしれない。
 生死はアラミスに委ねられます。

 アラミスは、一度はフランソワを捨てて組織への忠誠を選びました。
 けれど、恋人を手にかけたからには、何かを切っ掛けにして忠義が揺らぐ可能性もあります。
 アトスを監視するアラミスにも、また監視がつけられて……疑心暗鬼の日々。

 記憶喪失ゆえに、純粋で率直なアトスことダルタニャン(2人が偽名なのは、本来の身分を隠しているからです。だからこそ、公文書館でアトスは自分の資料を見つけられませんでした)
 小説という形で、あきれながらも過去の記憶を振り返っていくうちに、ルネの洗脳も次第に緩み始めていきます。
 ルネの解放、それは図らずもフランソワの願いでもあったのでした。



 フランソワ語りのはずが、あらすじになってしまった!
 では、次回は各話ごとに解説?蛇足?を展開します〜。



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17. 終わらない混沌

 コンスタンスとダルタニャンが消息を絶ってから7日後。

 孤独な太后をそそのかし、不当な条約を手引きしていた侍従。
 不遇な境遇の王弟を甘言で操り、王位奪取を画策していた侍女。
 塩で財を成した商人だが、かつて盗賊の頭領だったという噂が絶えない財務卿。
 横恋慕する王妃の心を奪うためならば、国を巻き込む戦争も厭わない隣国の宰相。

 この4人が次々と暗殺され、外敵の排除と引き換えに、枢機卿派は対立する王妃を陥れるカードも失った。

 同時に分裂状態にあった銃士たちが次々と立ち上がり、各地で小競り合いが多発するようになる。

 2年半前……
 銃士隊から引退したアトスは、宮廷批判の書簡を次々と書き記して、各勢力から注目を集めていた。

 それまで宮廷では王妃派が優勢だったが、王妃派の有力者と目されていた近衛銃士隊の隊長フランソワは、突如、枢機卿による政治を評価し、銃士隊にはびこるスパイの告発と早期解散・解体を宣言した。
 宮廷は混乱し、それまで王妃寄りだった国王や貴族たちは、改めて枢機卿を評価し、数日で勢力は逆転した。

 王妃派の幹部は、即刻フランソワの銃士隊隊長の解任を宣告し、早期解散説を取り消した。
 だが、銃士隊内の混乱や内部分裂、そして権力闘争による腐敗のために、大きく変わってしまった流れを戻すことは出来なかった。
 かくして、具体的な変革はなされぬまま、王妃と枢機卿による争いはひとまず終了した。

 銃士の主要メンバーは、表向きでは姿を消したが、一触即発の危機感は消えなかった。
 そして現在も、銃士隊隊長フランソワ失踪は謎のまま。
 彼が何を意図していたか、何か書き残したものはあるのか、そのいかんによって宮廷内も民衆も如何様にでも揺れ動くだろう事を、両陣営共に警戒していた。

 “片腕のカリスマ”と呼ばれたフランソワも、元は枢機卿派のスパイだった。
 彼とともに送り込まれ、監視していたのがコードネーム・Aramis。
 枢機卿派ナンバー3の地位にあり、宮廷内部の権力闘争では中心的な位置にいる。
 あの日、混乱した王都の中からフランソワを郊外へ導いたのも、そこで最後の引導を渡したのも、ルネことAramisだった。

 銃士隊の3割は枢機卿派のスパイだったと囁かれているが、民衆の反感を恐れて、どちらの陣営も事実を公言していない。
 フランソワが若くして隊長になったのも、彼等が巧みに演出した結果だと言われている。
 フランソワには、銃士隊の初代隊長トレビルが枢機卿派の暗殺者に襲われた時に、片腕を失ってまで彼を守ったという逸話が残っているが、その直後トレビルは謎の死を遂げている。

 フランソワがスパイであることを最初に疑ったのが、かつて三銃士と呼ばれたアトスだった。
 アトスは疑惑を王妃派の幹部に報告することなく、根気よくフランソワを説得。
 腐敗した銃士隊を解散し、スパイの疑いのある者を排斥した新たな組織の結成を提案していた。
 しかし、フランソワには枢機卿派の下に家族がいる。
 簡単にはアトスの提案に乗るわけにはいかない。





 PUB de Elephant──





「今の銃士隊では何も変えることが出来ない!
新しい組織を作ってイチからやり直すんだ!」

「アトスくん、君の熱意はわかるよ。
だが、熱意だけで全てを変えることは出来ない」

「そんなことはわかっています!
だけどフランソワ、あなただって枢機卿派のやり方に満足してはいないでしょう!?」

「アトスくん…… 君は平和と引き換えに何を提供できる?
多くの者は、可能な限り楽に平和を手に入れたいと思っているよ。 私もそうだ。
理想や忠誠心を曲げてでも、それで犠牲者が減るならその道を歩もうと思う」

「それを言うなら…… 今までだって充分平和だった……
何も知らない民衆が、宮廷の腐敗ぶりも知らずに、見せかけだけの平和を押し付けられて、ただ奪われてきただけではないか」

「君は私を買いかぶりすぎだよ、アトスくん……
私はね、ただルネを守りたい、それしか考えられない弱い男なんだ……
こんな私に何が出来ると言うんだ」

「フランソワ…… 俺はあなたを信じている。
俺はあなたが失った右腕の代わりになりたいんです!
枢機卿派や王妃派の小細工なんて全て無駄なんだと、この俺が証明します!
だから…… ……」
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