きおくにないうみ ver.3

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□ 青い瞳の妖婦と作家 □

あとがき1

 あとがきが思いのほか長文になったので分割します。
 今回は、本作のコンセプトについて。

***

 ノワジー時代、フィリップ邸が襲撃された時にフランソワは殺されず、その後フランソワとルネが陰謀に巻き込まれている…と仮定しています。

 フィリップを言いなりにする為にフランソワが、フランソワを言いなりにする為にルネが利用されている、という状況です。人質トライアングル。

 とはいえ、マンソン如きでは盗賊団をまとめることは出来ても、国王すり替えや国家転覆まで画策するのは無理でしょうし、せいぜいリシュリューの配下に下るのが関の山。

 手みやげ代わりに、フィリップの一件を情報提供して、秘密を知るフランソワとルネもあげます、スパイでも何でも手駒としてこき使ってくだされ〜という訳で、フラルネはリシュリュー勢力に組み込まれます。

 もし、アニ三のリシュリューがフィリップの存在を事前に知っていたら、自分に有利なカードとして利用したんじゃないかなーと思うのですが……設定に無理ありすぎ?

 フランソワは諦観から陰謀に加担してますが、ルネは若かったため都合良く洗脳されているフシがあります。

「リシュリュー様がマンソン一味から私たちを救い出してくれたんですね。ご恩に報いなければ! 枢機卿派のために頑張ります!」とか思ってそう。
 本作ルネの原型でもあるアラミス@アニ三は、思い込みが激しそうですし、独断で暴走するような所がありますし。

 そんなルネをフランソワは複雑な気持ちで見ていて(本来、王家とは無関係だったルネを巻き込んだという自責の念も)時にはたしなめたりしますが、2人の心は徐々に離れ始めて……悲劇が訪れます。

 本作のルネ=Aramisは、ミレディーやシュブルーズ夫人の人格も混ざってそうです。
 タイトルも「妖婦」ですし。
 ちなみに、国語辞典だと「男性を惑わす、なまめかしく美しい女性」と書いてあります。うーむ。

***

 それから、ダルタニャン=アトスについて。
 コンス(アラミス)からダルタニャンと呼ばれてますが、最初からアトスのつもりで書いてます。
 一人称が「俺」だったり、ところどころ酒飲み描写があったり、公文書館で銃士ダルタニャンの資料がなかったり……。
 読みながら「ダルタニャンっぽくない」と違和感を感じていたなら、その感覚は正しいです(笑)

 そうは言っても、前半の「ジュテ~~~~~~~~~~~~~~~ム!!!」な振る舞いは、いくら記憶喪失でもあり得ないでしょ?!と思いますが、声繋がりでシティーなハンターを想像してみてください。
 傍らで100tハンマーを構えているアラミスが見えてくるはずです。

***

 キーパーソンでもあるフランソワについて。
 フランソワの存在は、枢機卿派にとっても王妃派にとっても利用価値のある手駒でした。
 でも、フランソワは人格者だったので、枢機卿派のスパイでありながら、両陣営に隠れファン支持者がいたのでしょうね。中でも熱烈なファンがアトス氏
 フランソワの出方次第で、人心も状況もどのように動くか分からない…とてもやっかいな存在になってしまった。フランソワの本心はどこに……?

 本心は、枢機卿も王妃も関係なくて、ルネを救いたい一心だったんですけどね。

 誰にもフランソワの狙いが読めないという逼迫した状況で、鉄仮面と接触を図ったために、余計な憶測を呼び、両陣営を敵に回し、フランソワは皮肉にもアラミスの手で消されてしまいました。

 目撃者のアトスは記憶を失いますが、フランソワの友人だった彼は何か知ってるかもしれない。
 生死はアラミスに委ねられます。

 アラミスは、一度はフランソワを捨てて組織への忠誠を選びました。
 けれど、恋人を手にかけたからには、何かを切っ掛けにして忠義が揺らぐ可能性もあります。
 アトスを監視するアラミスにも、また監視がつけられて……疑心暗鬼の日々。

 記憶喪失ゆえに、純粋で率直なアトスことダルタニャン(2人が偽名なのは、本来の身分を隠しているからです。だからこそ、公文書館でアトスは自分の資料を見つけられませんでした)
 小説という形で、あきれながらも過去の記憶を振り返っていくうちに、ルネの洗脳も次第に緩み始めていきます。
 ルネの解放、それは図らずもフランソワの願いでもあったのでした。



 フランソワ語りのはずが、あらすじになってしまった!
 では、次回は各話ごとに解説?蛇足?を展開します〜。



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長い……
本編よりあとがきの方が長いよ!

ようは、コンスタンスと自称しているのがアラミス(ルネ)で、ダルタニャンと呼ばれているのがアトス(記憶喪失)だと認識して読み直すと、話が分かりやすくなると思います〜

技量が伴ってないのに、叙述トリックの真似ゴトするから、読者さんを混乱させるのよね……orz

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Date:2013/11/22
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