きおくにないうみ ver.3

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□ 青い瞳の妖婦と作家 □

12. 公文書館

『フランス国王直属の近衛銃士隊2代目隊長、フランソワ。
 先代国王とも関係の深いダニエル侯爵家の直系であり、その卓越した手腕と人望から、かつては片腕のカリスマと称えられた。
 現国王・王妃から絶大な信頼を得て、若くして破格の地位を与えられながら、王妃と敵対する枢機卿の支持と銃士隊の解体を宣言し、銃士隊崩壊の引き金となる。
 それ以降の消息は不明。
 枢機卿派か王妃派、いずれかの刺客の手に落ちたものと見られている。』
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「何を調べているの?」

「ああ、コンスタンス!
俺はこの人と……フランソワと知り合いだったんだ。
教えてくれコンスタンス! どんな人だったんだ?」

「……そうよ、あなたが書いている片腕の詩人は間違いなくフランソワだわ。
そこに書いてある通り、彼は最後には仲間を裏切って行方不明になったのよ」

「う、うそだ…… そんな…… そんなことって……」

「信じられないでしょうけど、間違いないわ」

「ところで、王妃派って何のことだ? 君も俺も王妃派だったのか?」

「過去を知らないあなたには、難しい話よ。
私もフランソワもあなたも、みんな王妃派だったわ。
あなたは三銃士と称えられ、自慢の剣を奮っていた。
もしかしたら何か記録が残ってるかも知れないわね」

「それが、何もないんだ。
俺らしき人物の記録は一枚も見つからなかった」

「……そう。どこかに紛れてしまったのかしら」

「だから… だからこそ君に聞きたいんだ!!
俺はその頃、どんなことを言って、どんな活動をしていたのか。
どうして俺は海に転落して、記憶をなくしてしまったのか……」

「…………その海に行ってみる?」



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プチあとがき

この世界のフランソワは、歴史の表舞台で出世した模様です。
でも薄幸なのは相変わらず。
ちょっと難しい話になってきましたが、ついて来てください〜

次回、海デートなるか?!



もし火サスだったら、海デートどころかクライマックスを迎えそうですね〜。

人気のない断崖絶壁にたたずむ2人。
過去の罪を暴かれた犯人は逆上し、主人公に凶器を振りかざす!
主人公にげてーーー!!!(あれ、この話の主人公って…)




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Date:2013/11/01
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