きおくにないうみ ver.3

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□ 青い瞳の妖婦と作家 □

4. アミアンの聖堂

『アミアンの聖堂』

『戦争で人の消えた街の聖堂に、野人が住み着いた。
 野人は人の肉を食べて、生き血をすすり、皮を剥いで身にまとう。
 時折長い旅に出て、また戻り、また長い日を過ごす。
 子供達は話題にすることすら避け、大人たちも足を運ばない。
 小さな緑色の池に野人の姿が映る。
 行きずりの旅人だけがそこを訪れる。

 野人が財宝をため込んでいると云う噂が広まった。
 土地の男達は鼻で笑い、遠くの街から荒くれ者が訪れる。
 ある日、そんな旅人同士が剣を交えて戦い、一方の首が赤い滴の軌跡を描いた。
 それ以来、聖堂には大きな鍵が掛けられた。
 地下のカタコンベの奥に、野人の瞳が青く光る……。』
  :
  :
  :



「どうだいコンスタンス、野人、カッコいいだろう?
野人は本当は腕利きの剣士で、戦いに疲れて、何て言うかなぁ、頭がおかしくなっちゃったのさ」

「野生的な男の臭いを感じるわ。
あなたとはずいぶんかけ離れてるわね」

「……いや、俺も記憶をなくす前はもっと…………
なんとすれば……この胸の底から燃えあがる熱い想い!
コンスタンス! 君を救う騎士になりたーーーい!」

「やめて、ダルタニャン! 私急いでいるの。
あなたも忙しいんじゃなくって?」

「おおお、コンスタ~~ンス、君の言うとおりさ……
だけど、その…… なんて言うかなぁ、
もし俺のこの作品が出版されたら……」

「言わないで、ダルタニャン、わかってるわ。
だけどもう少し考えさせて。 私、今日はもう行かなくちゃいけないの」

「おお、コンスタ~~ンス ウヴァテュ~
ジュテ~~~~~~~~~~~~ム
ケスコンヴァフェールドゥマ~~ン」



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プチあとがき

バカップル(?)みたいなノリが続いてますが、元になっているミニゲームでは、新しい小説が執筆されると毎回「始末する」という選択肢が現れます。
本作でも、コンスタンスことAramisは、くだらない小説に付き合いながらも、危険な記憶を取り戻す兆候があれば即座に「始末する」気でいます。
今のところ妄想がたくましいだけで、人畜無害ですけどね〜

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Date:2013/10/04
Comment:1

Comment

* 拍手コメントお返事

>みかげさん

はい、そうだったんです〜
コンスタンスのドレスを着ているアラミスを想像してください。
あ、ヘアバンドは似合わなそうなのでナシでw

…実は、書いているときから「分かりづらいかもしれない」と思っていたのですが、予感が的中してしまいました(汗)

そんな訳で「2. 監視者ジュサック」を一部改良してみました。
後付けはズルイかな…と迷いましたが、あとがきや解説がなくても、本文だけで分かる内容が理想ですし!

分かりやすくする為の改良でしたが、書き足したらジュサックのウザさが倍になった気がします。うふふ、いい感じ〜w

拍手コメントありがとうございました。
2013/10/06 【管理人】 URL #SFo5/nok [編集] 

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