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□ Mélodie de vie □

あとがき・さらに追記

この先は「あとがき」です。感想、解説、裏話、言い訳などなど。
容赦なくネタバレしてますので、ご注意ください。





追記しました(2011.03.05)
さらに追記(2011.04.08)



 同人誌バージョンのあとがきより引用。

 アニメ三銃士の後半は、実質アラミスが主人公です。これはこれで面白くて、なおかつ萌えますが、最後はダルタニャンに主人公らしく決めてほしかったと思いませんか? そういう訳で、今作ではインパクトあるラストを飾ってもらうため、ダルタニャンに死んでもらいました!(えー)
 実は、もっと長い話になる予定でした。ベルイールでダルタニャンとミレディが対峙する所から始まって爆発して……と書いてたら、予想以上に長くなってしまい、急きょ話の真ん中をくり抜いて載せることに。今作は構想全体の1/3くらいです。完全版も、いつかちゃんと書きたいな~と考えてますが(このままだとタイトルが意味不明)どうなることやら。


 実際はダルタニャンは死んでませんが(苦笑)上記の通り「ダルタニャンが主人公の座を取り戻してエンディングを迎える」というのが本作のテーマです(と言ってる割に、ダルタニャンは活動停止状態…υ)
 完全版としてケリを付けることができてホッとしてます。1/3どころじゃなく、半年に渡る長編になってしまいましたが。話の大半が「ダルタニャンを悼む」内容なので、感傷的な場面が続くのが悩みでした。泣き描写とか似たような表現ばっかり… ボキャブラリの少なさを実感しました。

 あとがきも長文ですが、できるだけウザくならないように、いくつか区切って書いていきます。
 はじめに、引用でも「タイトルが意味不明」と書いているタイトルの由来について。



――タイトル「Mélodie de vie」の由来

 以前よりゲーム好きであることを公言してますが、まずはFINAL FANTASY9(FF9)のエンディングについて、かいつまんで説明します。

 ラストバトルの後、危険な地に残った主人公は生死不明となり、時は流れて… 物語中で断髪したお姫様(ヒロイン)の髪が元の長さに戻る頃。主人公とヒロインが出会うきっかけとなった演劇が、お城で催されます。苦楽を共にした登場人物たちが舞台を見つめる中、役者が華麗にローブを脱ぎ捨てると、現れたのが行方不明だった主人公!
 駆け寄るヒロイン、抱き合う二人…… スタッフクレジットへ。


 …かいつまみすぎて良さが全然伝わってない気がしますが、ラストシーンに至るカタルシスがたまらなく良いのですよ~! これが「20. 幕を下ろすもの」で目指した場面です。
 このFF9のエンディングテーマ曲が「Melodies of Life」と言いまして。フランス語に翻訳すると「Mélodie de vie」になります。英→仏なので変な訳文ではないと思いますが、実際どうなんでしょ? ちなみに、私はフランス語さっぱり分からないので、タイトルの読み方すら知りません。誰か教えてください。

 ゲーム好きでフランス語に通じている方なら、元ネタがFF9だと気づいてしまうかも…と冷や冷やしてました。だって由来に気づいたら、話のラストでやろうとしてることバレバレですから。
 実際、Mélodie de vieの執筆期間中、コアサさんがブログでFF9について語っていたので「ひょっとしてバレてる?」とドキドキしてました(バレてませんでした…よね?)。好きなゲームと言っても、クリアしたのは何年も前なので、ブログを拝見しながら色々思い出してモチベーション維持に一役買ってました。

 目指すべき着地点は最初から決まってたのです。寄り道したり、随分長くなりましたが、最後までブレてません。……早く着地したかった。



――同人誌バージョンができるまで

 2009年夏コミのスペースが取れたので、個人誌を作ることにしました。当時、サイトは休止状態で再開するメドもありませんでしたので、やりたいことを詰め込んだ本を作ろうと決めました。マンガあり小説ありギャグありシリアスあり…な本を。

 制作する過程で、FF9エンディングみたいなアニ三最終回って良さそう~と勝手に妄想が暴走。最初に決めていたのは「ベルイール地下の爆発でダルタニャン生死不明→三銃士とコンスタンスの葛藤(超あいまい)→凱旋式典でFF9ごっこ」でした。
 この筋書きを元に書き始めましたが、間もなく、夏コミ締め切りまでに終わらないことに気づきました。
 実を言いますと「1. 奈落へ」は、同人誌の話より先に書いた話でした。ですが、コレはアニ三最終回をなぞっただけなので、単独だと意味がありません。かといって、ダルタニャン生死不明という状況を示さないで、ラストシーンのみ書く訳にもいきません。
 短編として成り立つのはどこだろうと考えた末にできたのが、同人誌バージョン(アラミスが傷心のコンスタンスを訪ねる話。Webバージョンとの違いは、ボナシュー家を出るとアトスが待ち構えている)でした。



――Webバージョン

 2010年8月、完結を目指してサイト出直し+執筆開始。サイト再開時の構想は「ベルイール地下の爆発でダル生死不明→同人誌→凱旋式典でFF9ごっこ」でした(1年前から進歩してない!)。すぐ終わるつもりだったので二次小説カテゴリで始めたのに、どんどん長引いてしまい、ついにカテゴリ独立。
 アニ三オフィシャルは大好きですが、個人的にちょっと物足りなかった点を、自分好みにアレンジしていく内に、予想以上に長くなってしまいました。ラストシーン(20話)以外、内容は決めてませんでしたが、思いつきで話を広げた割にはキレイに風呂敷畳めたんじゃないかな~と自画自賛(何か言ってますね)。



――流出事件

 ブログで愚痴ってますが、「20. 幕を下ろすもの」のことです。
 下書き状態のこの話を、数話飛ばして公開したことがいかに重大か、今ならお分かりいただけると思います…。コンスタンスがぐだぐだしてる前半のみだったのが不幸中の幸い。見てしまった方、本当に申し訳ありませんでした!








 ここから追記分(2011.03.05)。

 本作は、エピローグ含めて22話ですが、大まかに章立てすると、1話が「プロローグ」、2~8が「捜索編」、9~20が「パリ編」、Epilogue1と2は文字通り「エピローグ」になります(今決めた)。



――プロローグ

 エピローグと対比するなら「1. 奈落へ」は本作のプロローグと言っていいと思います。同人誌バージョンより先に書いたのに掲載を見送ったため、一度お蔵入りした話です。新サイトのおかげで日の目を見ました。
 サブタイトルはWebで連載始めてから付けた名前です。ベルイールの地下へ行くことを表すと同時に、ダルタニャンの運命も暗示しています。



――捜索編

 「2. 負傷兵」で、修道士+尼僧が看護やらされてます。エピローグの伏線を貼ってたみたいですが、偶然の産物です。当時、赤十字はもちろん衛生兵もいなかったらしいので「じゃ、教会関係者かな~」と思って書いたら、いい具合で繋がりました。
 エピローグのあの人が修道士に決まるまで「修道女」のみの表記でした。後付けで辻褄合わせました(ズルイ)。修道女+ナースに看病してもらえる萌え野戦病院だったはずなのに~
 「6. 暇人隊長」は本筋と全く関係ない話ですが、書いていて楽しかったです。ここでローシュフォールとジュサックを出したことがきっかけで、マイナーキャラを登場させたい意欲に火がつきました。パリ編のボナシュー、マルト、ルイ13世、シュブルーズ夫人などなど。



――パリ編

 同人誌に追いつきました。本のあらすじを載せてさっさと続きを書いても良かったのですが、内容を変えようかな~と思い立ったのが運のツキ。えらい長編になってしまいました。
 ですが、アラミスの過去話など、面白い方向に発展したとも言えます。「アトスが酒蔵に立てこもる→酔いに任せて身の上話」はダル物が元ネタですが(拙作では、アラミスが語り部で、アトスは聞き役になってますが)アニ三の「その時が来たら話す」をミックス。視聴者は絶対アレは伏線だと思ってましたよね。その時っていつだよ~伏線回収しろよ~じたばた。…夢を叶えました。
 「13. 追憶の人」 で、アトスが「ルネルネ」言ってる場面を書きながら、昔懐かしい駄菓子「ねるねるねるね」を連想してました。シリアスなのに~。ちなみに「17. 望みのままに」で、アトスが銃士辞めると言い出すのもダル物第一部ラストが元になってます。ちょっと戻りますが「12. 八つ当たり」に出て来る「酒臭いんじゃない。これは俺の匂いだ」という台詞は人形劇が元ネタ。
 「14. ヒーロー」 はサブタイトルが気に入らないです。だってコレだけ英語なんですもん。かと言って「英雄」だと大げさすぎますし。
 あと、16~19は時系列が分かりづらいですが、19→16→17→18になります。17話(三銃士+トレビルの話)は19話より後ならどこでも辻褄あうので、お好みでw この四話分、たびたび空模様が書かれてますが、空の変化によって時系列+登場人物の心境を表している…ということをしたかったんです…。構想段階の話で、本文を書く頃にはすっかり忘れて、ただのお天気情報になってしまいました。

 「20. 幕を下ろすもの」は、2話から続いてきたネガティブな抑圧を経て、ハッピーエンドへ向けて解放されるカタルシス……を上手く表現できたかどうか。
 話の中で、ダルタニャンが派手にすっ転ぶのと、コンスタンスにポカポカやられてイタタ…なのは、病み上がりで体力落ちてるからです。露出度低い格好だから分からないだけで、ダルは脱いだらスゴイんですよ。傷とか痣とか。
 前述の流出事件のおかげで、20話を書く時のモチベーションは最悪でした。しかし、話のラストはコレと最初から決めていたので、今さら変えられません。ハッピーエンドに向かって気持ちを奮い立たせる為、ゲーム音楽のサントラをガンガンかけて無理やりテンション上げて書き上げました。ゲーム音楽って高揚する曲が多いですよね~。余談ですが、20話書きながら聞きまくっていたのは、本作タイトルにしたFF9…ではなく、TacticsOgre運命の輪のエンディングで流れる「Passing Moment」でした。別名、明るい週末。
 20話の雰囲気は、FF9エンディグ場面+TacticsOgreエンディング曲(壮大なのに、ちょっと可愛い音が入ってるのが良♪)の影響を受けている気がします。大ー団ー円~。

 参考までに
こんな曲です。15年前のスーファミ版はコレ



 ……脱線しすぎた。



――エピローグ

 謎の修道士さんは、いくら「アニ三に登場した人です」と主張しても、架空の人物と言って差し支えないくらいの捏造キャラです。アニ三中盤でミレディーの回想にちょこっと出ただけの人ですから。
 でも、改めてエピローグを読み返してみて、ダル物のフェルトン(ミレディーの策略でバッキンガム公爵を暗殺)とモードント(ミレディーの息子)が混ざってるかも…と思いました。謎の修道士さん、拍手コメントで「エエ男」と言ってもらえましたよ、良かったねえ(笑) 個人的には、彼の片思いだと思ってます。ミレディーの心境は、困った時に頼りになる人物で、憎からず思ってるけど恋心はなさそう。
 「Epilogue1. 晩鐘」のミレディーの台詞「人前で辱めを受けて罰せられるのはもうたくさん」はイギリスで烙印を押された時のことをダブらせてるから、です。
 「Epilogue2. 生命のうた」は、タイトルMélodie de vieに合わせる為、ミレディーに美声(メロディー)を披露してもらいました^^。あの笛の音で何匹もの動物がミレディーに使役されてましたが、きっと動物の中枢神経を狂わせる音波か何かがあるのでしょうね。使い方次第で、眠っている人間を活性化させる力もあるはず…(無理やりな設定)

 ベルイール爆発後、ダルタニャンは昏睡状態なので、ミレディーに救われたことは知りません。映画に繋がるように終わらせましたが(ペペがいない理由、ピサロとの接点など)、映画版ミレディーの台詞との繋がりを拍手コメントで指摘されて、なるほど~と感心してしまいました。ダルはミレディーが命の恩人だと知らないからこそ「今度こそ!」と容赦なく立ち向かっていきますし、ミレディーもそういう関係を好ましく思ってるんじゃないかと。むしろ、ダルタニャンが知らないことを私は知ってるのよ~と優越感を持ってるかも(笑)

 この他にも、私が考えてもみなかった解釈をいただくことがあり、何度か驚かされました。解説モドキを長々と書いてますが、ココの解説に捕われず、読んでくださった方が自由に解釈して構いませんので。その方が私も楽しいですし♪
 本作も含め、自作品にはウンザリさせられる事が多いのですが、書き手の想像を超えた話に発展しているのを見ると、闇雲に風呂敷を広げた甲斐があったなあ~なんて。

 さて、本編および後書きはこれで終わりです。
 半年に渡る長編に、お付き合いいただきありがとうございました。そして、お疲れさまでした。



 今後、旧サイトのように年単位で休止することはないと思いますが、手元の積みゲーを消化した頃に、番外編を書くかもしれません。どこに入れていいか分からなかったネタとか後日談とか、ちょこっとあるので。それとも、別の話やお絵描きの方がいいのかな~








 さらに追記(2011.04.08)



 前回の「あとがき・追記あり」でひとまず筆を置く予定でしたが、またしゃしゃり出てきました。どうも~(苦笑)

 先日、スケジュール帳に挟みっぱなしだった古いメモ類を整理していたら、面白いモノを見つけました。

Mélodie de vieプロット

 Mélodie de vie最初期(同人誌バージョンより前)に書いたプロットです。

 思いついたセリフや設定をざくざく書きなぐってから、話の流れに応じて、矢印や番号が振ってあります。
 メモの存在自体を忘れていたので、このプロットはWebバージョンに全く反映されてませんが、ほぼ構想通りに筋を辿れたと思います。

 …と思いきや、未収録のエピソードを発見!
 番外編として膨らませるには、ちょっと物足りない内容なので、この場を借りて御開帳~。

 アラミスがお見舞いを自粛するようになってから、ジャンが旅立つ話の間に、コンスタンスの語りが入ります。

 アトスに諭されて、ボナシュー家へお見舞いに行くのを止めたアラミスでしたが、コンスタンスは「アラミスさん今日も来なかった…みんなはもうダルタニャンのこと忘れちゃったのかな…」と悶々としている…らしいです。その後、ジャンの旅立ちで「私も強くならなきゃ」と心境の変化が訪れる、と。



 Webバージョン執筆中、コンスタンス復帰に至るまでの展開が強引だな~と感じていたのですが、そうか…このエピソードが抜けていたせいだったのか。



 できれば番外編を更新したかったのですが、3.11以降、続きを書く気分になれなくて。手元にある書きかけの文章を読んでも、しっくり来ないというか、つまらない話に感じられて…… 気づけば一ヶ月以上沈黙してしまいました。
 二次創作より、こういうコラムっぽい文章の方が書きやすいかもしれないと思い、リハビリを兼ねてあとがきを再追記しました。大した話じゃなくてスミマセンυυυ

 せっかくなので、番外編の仮タイトルを予告しておきます。飽くまでも「仮」なので、更新時に別タイトルになっているかもしれません。

番外編1「仕掛け人の裏舞台」進行率50%
番外編2「リボンを引き締めて」進行率10%
番外編3「恋愛相談室」進行率1%

 最近、タイトル考えるのが楽しいです(本文書けよ!)



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Date:2011/04/08
Comment:2

Comment

* あとがきの途中ですけど…

本文で名前出していただいたので、こちらで。(笑)
ええ、もちろんバレてませんでしたよ。
てか、自分のあまりの鈍さにびっくりですよね。

同人誌の方を読ませていただいて、「ダルタニャンは死んだ」と植えつけられていたので、そこはまず疑いもしませんでした。
Mélodie de vie(英語が複数形だからこちらもMélodies de vieになるかな…?)のタイトルも、途中でようやくそういえばFF9の主題歌に似てるな、くらいに思って、それでも「ああ、しんのさんFF9好きなんだなー」と思ったくらいで、それ以上深く考えもしませんでした。
いやー、生きててくれて嬉しかったです、ダルタニャン。
壮大なドッキリでした。私も含めて。(笑)

しんのさんの中では、同人誌出された時点で、ダルタニャンは生きてる設定だったんですもんね。
ここでようやく種明かしするまで、さぞかしうずうずしただろうなあと思いました。
連載、長い間お疲れ様でした!

オフィシャルで物足りない部分のしんのさん好みのアレンジ、私好みでもあったようで、全てがすっきりしっくりきました。ブラボーです!
2011/02/27 【コアサ】 URL #QEClRU4g [編集] 

* Re: あとがきの途中ですけど…

わわ、勝手にお名前出してスミマセン~(汗)
先日コメントいただくまで、コアサさんにはバレてるかもしれない…恐るべし…と密かに思ってました。バレてなかったとのことで、良かった良かった♪

同人誌バージョンのあとがきで「死んでもらいました!」と断言してるせいで、思い込んでしまったんですね。すみませーん!
でも「死んでもらいました?!」と書いたら、死んでないと言ってるのも同然ですし。…タチの悪いミスリードでございました。
ちなみに「死んでもらいました!」と書いた後に「(えー)」と入れたのは、ちょっと良心が咎めたからです(えー)

> 英語が複数形だからこちらもMélodies de vieになるかな…?
あ、そうなんですか。考えてみれば確かに…。Excite翻訳め~。
ご指摘ありがとうございます。勉強になりました。
でも、完結した今になってタイトル修正するのも何なので、現行のまま貫きます。FF9のアレとは似て非なるものです~という主張も込めて(今さら)

うずうず…と言いますか、同人誌もサイトもやる気がない=完結させる気がなかった頃、「実はこういう話になる予定でした~」と公表しようと思っていた時期がありました。
手っ取り早くスッキリしたければ、さっさとバラした方が楽ですが、今みたいな達成感は得られなかったでしょうね。半年間お付き合いしてくださった方も、すっきりしっくり納得していただけたなら幸いです。ありがとうございましたー!
2011/03/01 【管理人】 URL #- 

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