きおくにないうみ ver.3

2011年02月の更新履歴 [前月]  [次月]

--/--/--
スポンサー広告] スポンサーサイト
2011/02/19
Mélodie de vie] Epilogue2. 生命のうた
2011/02/12
Mélodie de vie] Epilogue1. 晩鐘
2011/02/05
Mélodie de vie] 20. 幕を下ろすもの
BACK|全1頁|NEXT

スポンサー広告] スポンサーサイト

 概要: 

Mélodie de vie] Epilogue2. 生命のうた

 概要:  ほの暗い修道院の一室でダルタニャンは眠っていた。重傷者の世話をするには充分な施設とは言い難いが、ようやく安全な場所へつれて来ることができた。白い手が伸びて、ダルタニャンのもつれた前髪を梳いた。 つかの間の休息を得て、ミレディーはぼんやりと物思いに沈んでいた。 ベルイール要塞の地下深く―― 土壇場で追いつめられても、ミレディーと鉄仮面はひるまなかった。何しろ、相手はダルタニャンただ一人。ミレディーは...

Mélodie de vie] Epilogue1. 晩鐘

 概要:  寂しい鐘の音が、海風にかき消される。どんなに力を込めても、この鐘の音はベルイールまで届かないだろう。 ひとしきり鳴らすと、修道士は礼拝堂へ赴き、日課の祈りを捧げた。今日もまた決まりきった一日が過ぎてゆく。ただ一つ違うのは、祈りを捧げる者がたった一人という事実のみ。 負傷兵の看護役として、王の勅命で近隣の修道院から修道士や尼僧が駆り出された。この寂れた修道院も例外ではなく、ほとんどの修道士が出払い...

Mélodie de vie] 20. 幕を下ろすもの

 概要:  その日、コンスタンスは忙しく立ち働いていた。王妃が纏うドレスを丹念に整え、細工の隅々までアクセサリーを磨き上げ、さらには広間の燭台が減じていないか、式典で饗される食事は人数分とプラスアルファまで用意できているか……。自分の仕事の範疇を超えて、とにかくよく働いた。 今日はベルイール戦の勝利を祝う凱旋式典の当日だった。戦いの功労者たちが一堂に集まる。コンスタンスが見知っている者も多いだろう。 平常心を...
BACK|全1頁|NEXT
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。