きおくにないうみ ver.3

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2010/11/19
Mélodie de vie] 15. 飲みすぎ食べすぎ
2010/11/16
Mélodie de vie] 14. それぞれの英雄譚
2010/11/14
雑記] オフライン-寄稿の記録-
2010/11/05
Mélodie de vie] 13. 追憶の人
2010/11/01
Mélodie de vie] 12. 八つ当たり
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 概要: 

Mélodie de vie] 15. 飲みすぎ食べすぎ

 概要: (……それにしても) こうしてシリアスな話をしている最中も、ポルトスは絶え間なく食べ続けている。最初は、真剣に耳を傾けていたアラミスだったが、次第にその旺盛な食べっぷりに呆れてきた。「こんな時によく食えるな」「まあな」「ベルイール前より太っただろ」「まあな~」 にんまりと、ポルトスはいたずらっ子のような笑みを浮かべた。まったく皮肉が通じない。アラミスは脱力してテーブルへ突っ伏した。そんなやり取りをし...

Mélodie de vie] 14. それぞれの英雄譚

 概要:  アラミスが酒蔵から食堂に戻ると、荒れた店の片隅でポルトスが肉の塊をほおばっていた。騒ぎの最中でも、自分の食卓は死守したらしい。「おう、ご苦労さん。アトスは?」「寝てる」「本当かよ?!」 アラミスは手近な椅子を起こすと、ポルトスの向かいに腰掛けた。「すっかり冷めちまってるが、美味いぞ」 ポルトスが手つかずの皿を一つよこした。「いや、いらない」「ちゃんと食べないと後で体に響くぞ」「そんなことより主人...

雑記] オフライン-寄稿の記録-

 概要: ○○さんの本に寄稿しました~という記録です。原稿本文は見れません。サイトと違い、オフラインはギャグまんがオンリーです。...

Mélodie de vie] 13. 追憶の人

 概要:  辛気くさい話だ。この酒蔵のように―― そう断ると、アラミスは口火を切った。「知人…というのは、田舎育ちの貴族の娘だ。7年前、その娘は恋をしていた」 アラミスの厳しいまなざしが僅かに和らいだ。「初恋は実らないと言われるが、その恋は成就して二人は晴れて恋人になった。娘は浮かれていたのだろうな。なにせ初恋だったから。この幸せを誰かに話したくてしょうがなかったのだ」 和らいだ表情に再び影が差す。「いや、彼...

Mélodie de vie] 12. 八つ当たり

 概要:  傍らでポルトスが盛大にくしゃみをした。アラミスはとっさに袖で口を覆って埃を避けながら、ざっと酒蔵の中を見回した。酒を全部飲み干すと聞いていたので、水浸しになっているのではないかと危惧していたが、埃が舞う程度には乾燥している。僅かにカビ臭いが、存外きれいである。 アラミスは扉をノックするように手近なワイン樽をコンコンと叩いた。「やあ、アトス。派手にやったな」 アラミスはできるだけ明るく声をかけた。...
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